当団体の運営委員である丁章がハワイ大学のシンポジウムで講演した『無国籍サラムを生きる在日詩人の想い | A Zainichi Poet Reflects on Life as a Stateless Saram』の抜粋が英訳され、アメリカの文芸雑誌AAWW(Asian American Writers’ Workshop)のWEBマガジンに掲載されました!
イベント
舞台『ジャスミンタウン-茉莉之城』開催のおしらせ
当日のご案内となりますが、本日、中華街に共存する多様なアイデンティティや無国籍を取り上げた舞台『ジャスミンタウン-茉莉之城』が開催されます。
リサーチアドバイザーを務めた当団体の陳天璽代表も舞台に出演します。
https://www.kaat.jp/d/ypam2022_jasmine-town
https://ypam.jp/programs/dr78
チケットは、オンラインまたは会場で当日券をお買い求めください。
日程:12月11日(日)
時間:17:00~18:30(開場16:30)
場所:KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
料金:¥3,500(オーディエンス)、¥1,500(プロフェッショナル)
主催:YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)
【セミナー:「オープンダイアローグとは何か−痛みを抱えた人々のこころに寄り添うには」】
・日程:2022年10月29日(土)
・時間:16:15〜18:15
・開催方式:対面およびオンライン
・講師:森川すいめい 精神科医 鍼灸師
<当日のスケジュール>
16:15〜 開会挨拶、活動紹介など
16:40頃〜 オープンダイアローグとは
17:10頃〜 質疑応答
【「オープンダイアローグとは何か」ご参加申込フォーム】
https://forms.gle/Z2X2e9KM7VVb
※ 会場へご参加、オンライン参加のいずれの場合も、上記リンクから
【「オープンダイアローグとは何か」対面参加の場合】
申込フォームにご参加登録の上、以下の会場へお越しください。
早稲田大学 早稲田キャンパス 7号館207教室
〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1
https://www.waseda.jp/top/acce
【「オープンダイアローグとは何か」オンライン参加の場合】
申込フォームから参加登録をお願いします。
宜しくお願い致します。
無国籍ネットワークユースイベント開催のお知らせ(9月3日)
無国籍ネットワークユースが企画した無国籍を知る絵本「にじいろのペンダント」について、イベントが開催されます。
題名「SNY主催 絵本出版記念イベント 「無国籍」を絵本で知ろう」
日時 2022年9月3日(土)14:00受付開始、14:15~15:30講演
会場 ブックハウスカフェ(地下鉄 神保町駅 徒歩1分)又はオンライン(Zoom使用)
参加方法 予約制・無料(対面 定員30名 オンライン100名 先着順)
参加はこちらのフォームからお申し込みください。
(URL)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-G_yHswCRu1yW0XDTepTwbuLHbekZjSVPkhoY2yzI_vPHcw/viewform
*参加形式を後から変更される場合は、同じメールアドレスでログイン後、ご自身で編集してください。
*予約は先着順で、締め切りはイベント開始直前までとします。
*当日前に締め切った場合は、SNY公式インスタグラム・Twitter・Facebookでお知らせいたします。
内容
SNY(学生)によるプレゼンテーションと絵本読み聞かせ、作者の陳天璽さんとゲストのマリアさんによるトークセッション
登壇者
〇陳天璽 横浜中華街に生まれる。生後間も無く無国籍となり、移民・無国籍に関する研究に従事。現在、早稲田大学国際教養学部教授、NPO法人無国籍ネットワーク代表。
〇マリア 日本国籍の父、米国籍の母のもと日本に生まれ育つ。生後無国籍のまま今に至る。現在、アパレルスタッフ。
ご参加のほど、よろしくお願いします。
また、多くの方にイベント情報を拡散いただけると幸いです。
トークイベント「SNY主催 絵本出版記念イベント 「無国籍」を絵本で知ろう」2022年9月3日
無国籍ネットワークユースが企画した無国籍を知る絵本「
題名「SNY主催 絵本出版記念イベント 「無国籍」を絵本で知ろう」
日時 2022年9月3日(土)14:00受付開始、14:15~
会場 ブックハウスカフェ(地下鉄 神保町駅 徒歩1分)又はオンライン(Zoom使用)
参加方法 予約制・無料(対面 定員30名 オンライン100名 先着順)
参加はこちらのフォームからお申し込みください。
*予約は先着順で、締め切りはイベント開始直前までとします。
*当日前に締め切った場合は、SNY公式インスタグラム・
〇陳天璽 横浜中華街に生まれる。生後間も無く無国籍となり、移民・
〇マリア 日本国籍の父、米国籍の母のもと日本に生まれ育つ。
ご参加のほど、よろしくお願いします。
また、多くの方にイベント情報を拡散いただけると幸いです。
無国籍ネットワーク 事務局
6/12日曜日 横浜中華街 ‘華都飯店’ イベント報告 「音楽は国籍を超えて~Unplugged, Undefined, Undocumented~」
イベント事後報告と無国籍ネットワーク・ユースメンバーの感想
当団体の創設者である陳天璽教授、1985年の国籍法改正がきっかけで無国籍となったBamboo Drummer ロバートさん、Vocals and guitar 源次郎さんを迎え、トーク&ミュージックライブのイベントを開催しました。来場者の皆様と共に国籍の法整備や実例、どうしたら日本がもっと生きやすい社会になるのかを考えさせていただきました。国籍は自分が何人であるかという所属を表すと同時に、‘自分は何人だ‘、‘ここの国民だとアイデンティティを持っている‘、と名乗ることは自由なのではないかという声がありました。無国籍という事実に日本は比較的不寛容であり、周りの柔軟な理解や差別・偏見を無くすことは非常に重要です。これからもユースは無国籍について学び、発信し続けることを軸に活動していきたいと考えています!
参加したメンバーの感想:
①
恥ずかしながら、私は無国籍ネットワークユースに入会するまで無国籍について何も知りませんでした。今回のイベントに参加させていただいて学んだことは、まずは知ろうとすることが大切だということです。教授とロバートさんの対談の中でもお話しされていましたが、現在の日本の教育では、無国籍についてはおろか、国籍についても学ぶ機会がなかなかありません。私自身ユースに参加しなければ、無国籍について何も知らずに生活していたと思います。今回イベントに参加させていただいたことで、様々なバックグラウンドを持つ方のお話を聞かせていただくことができました。そして、国籍とは何か、アイデンティティとは何か、日本の社会的制度、とりわけ国籍法11条1項について、自分の中に問題意識が生まれるのを感じました。これからはこの問題意識を自分だけのものにするのではなく、ユースでの活動を通して、世代を超えて、皆で考える問題にしていきたいと思います。素敵なイベントに参加させていただき、ありがとうございました。(早稲田大学 法学部1年)
②
今回のイベントで、改めて「国籍」という概念が、グローバル化の進んだ現代に生きる私たちに与える影響の大きさを感じました。これまで私たちが向き合ってきた「無国籍」に関する問題や、日本が多重国籍を認めないことに起因する国籍喪失の問題など、「国籍」は1つの切り口からでは語れない、複雑な課題を包含しているという印象を受けました。そして、ロバートさんはじめ「国籍」によって大きな課題に直面した方のエピソードには、衝撃、そして疑問を感じました。一国の決める国籍制度によって、いまや国際人である個人が不利益を受けるのはあってはならないことだと思います。制度の欠陥に対して声を上げていくことは勿論、このような問題が身近に起きていることを社会に発信していくことが、ユースの使命だと感じました。そして、ロバートさん、ゲンジロウさんの奏でる音楽が、「国籍」を超えて私たちのつながりを深めてくれるようで、とても幸せな時間でした。このようなイベントを今後もぜひ開催し続けていけたらと思います。(早稲田大学法学部2年・朝倉)
③
The event was truly inspiring, riveting and meaningful. Music of Mr. Robert and Genjiro were really energetic and brought out everyone’s joy and emotions. In addition, professors and guests are very open to share their own experience and struggles about statelessness. I was inspired by the fact that the countries in the European Union started accepting dual nationality as a way to prevent statelessness and as a human right. And any moves on the nationality law would cause significant impact to many individuals. This is something I never thought of as I grew up in Hong Kong, where dual nationality was factually allowed. Something we take for granted might not be the case for everyone around the world. It was a wonderful opportunity to raise awareness about the issue in Japan and I am so glad to be helpful in the event. (早稲田大学大学院アジア太平洋研究科1年・Tony)
④
ミュージックイベントでは、たくさんの方の経験を聞くことができました。そんな中でしみじみと思ったのは、国籍がないことで生活に多大な支障が出ることによってその人の本来持つべき権利が損なわれるばかりではなく、人格そのものが損なわれるのである。本来、日本と外国とを分けているのは、物理的な国境線よりは、国民の対国家への帰属感であり、価値体系の相違なのであろう。しかし、イベントで、国が勝手にあるいはミスによって国籍が剥奪されたり、もう日本国民ではないと一方的に宣言を受けたりする方の話を聞くと今後はそのような経験をされる方のないように、ユースとして今後もっと世間に無国籍についてのことを広めなくてはいけないと思いました。今回のイベントでは自分にとって本当に大切な経験であったし、たくさん貴重な話を聞かせていただきましたので、とても感謝してます!(早稲田大学法学部2年 棚村香)
「父母がともに知れない子(Foundlings)の国籍」 ~国際国籍法の下で父母がともに知れない子の無国籍を防止する~
講師:金児真依(かねこ・まい)
マーストリヒト大学大学院法学研究科 研究員 (博士[法学])※
2022年7月13日(水)6:00pm-
無国籍ネットワーク 講演会 オンライン開催
※発表者は現在、国連難民高等弁務官(UNHCR)
今年5月、熊本市の慈恵病院で初めて導入された母の身元を明かさない「内密出産」で生まれた子について、戸籍が作成され日本国籍が確認できたことが大きく報道されました。本件に限らず、「父母がともに知れない」子は、
UNHCRは2024年までに無国籍をゼロにする#
以下のグーグルフォームからご登録ください。
『音楽は国籍を超えて 〜Unplugged, Undefined, Undocumented 』2022年6月12日(1500~1700)
世界を旅し、国籍を剥奪され、国や国籍と向き合ってきたプロミュージシャン ロバート・アーサーさんの音楽とトークを通して、一緒に考え、癒されませんか
日時:2022年6月12日(日) 3時〜5時(2時半開場)
場所:横浜中華街 華都飯店 https://www.kato-hanten.com/
会費: 無国籍ネットワーク会員 3000円
無国籍ネットワーク非会員 3500円
30席限定·先着順(キャンセル不可)
参加申し込みは、フライヤーのQRコードかリンクをご使用ください。
6月15日に光文社新書より出版予定の『無国籍と複数国籍ーーあなたは「ナニジン」ですか?』(陳天璽著)では、ロバートさんの国籍にまつわるエピソードを紹介。当日、CDや他の本をご購入の方には、もれなくサイン入り新書をプレゼント️
Robert Arthur /BambooDrum
星谷源次郎(Genjiro)/ Vo&Aco Guiter
ロバート・アーサーさん
バンド歴45年のジャムドラマー
日本生まれ日本育ち、佐渡島出身の母に育てられる。1985年の国籍法改正がきっかけとなり、21歳の時に無国籍に。日本人から一転、外国人登録証明書(現•在留カード)の常時携帯を強要される。
Genjiroさんとはタイで出会い、フランス、スペインなど世界各地でストリートパフォーマンスを繰り広げる。
今回は母の故郷佐渡島の竹で作ったパーカッション他を披露。
二人のパフォーマンスは聴く人を優しい気持ちに誘う事間違いなし。
ロバートさんの国籍にまつわるトークも乞うご期待
Genjiroさん
ギター弾き語り
2010年オーストラリアのバスカーズシェアハウスで衝撃的出会いを経て諦めた音楽の道を旅と共に再び歩みはじめる。拠点を海外へ。
2014年に1st album Mayaを発表。世界各地で旅をしながら活動していく。
2017年2nd album Hadashiを発表。
2019年末、ヨーロッパツアーを最後に拠点を故郷東京へ移す。2021年、Demo集を発表。クラシックギターと唄でその場をやわらかいものにしたい。
主催:NPO無国籍ネットワーク
共催:無国籍ネットワークユース
ドキュメンタリー映画『彷徨』上映会+トークイベントイベントのお知らせ
ドキュメンタリー映画上映会&トークイベントを開催します。
映画: 「彷徨」-制度に排除され、行き場を失った自分はゼロだ-
(札幌国際短編映画祭ジャパン・プレミア・アワード受賞作品、監督 岩崎祐)
トーク: 岩崎祐(監督)、フローリム(旧ユーゴスラビア出身の無国籍者)、陳天璽
日程: 6月26日(日)
時間: 19:00~21:00(予定)
形式: オンライン(Zoom/Vimeo)
参加費:無料
日時 2022年6月26日(日)19:00~21:00
方法 オンライン
申込方法:リンク、または、以下のQR
コードからお申込みください。
無国籍ネットワークでは、セミナーや勉強会を通して無国籍者の存在、無国籍者が抱える問題を広く知ってもらうため情報発信しています。
今回は、日本に暮らす無国籍者に密着した短編ドキュメンタリー映画「彷徨」をお届けします。2019年に行われた無国籍ネットワーク設立10周年記念イベントをきっかけに、無国籍者フローリムさんと出会った映像作家岩崎祐さんの作品です。
本作品は、札幌国際短編映画祭で、ジャパンプレミア・アワードを受賞した話題作です。
上映後は、お二人の対談も行います。無国籍者の生き様や思いを皆さんに知って頂く貴重な機会になると思います。ぜひご参加下さい。
・映画のあらすじ
旧ユーゴスラビア出身のフローリムは、戦争と民族浄化を生き延びた末、20年前に来日し、母国の消滅に伴い無国籍となった。最初の10年近くを刑務所と入管収容所で過ごし、その後の10年を、帰る国もなく、就労許可を得られない仮放免の立場で生きてきた。外国人向けの無料健康診断や恩人たちの元を訪れる彼は、来日20年の節目にこそビザを得られないかと一縷の希みを抱きながら、コロナ禍「前夜」の東京の街を歩く。
・制作クレジット
監督・撮影・編集・製作
岩崎祐
・監督プロフィール
映像作家。東京を拠点にドキュメンタリーなどを監督し、エチオピア人難民申請者の奮闘を記録した「かぞくの証明」(19)がドイツ・ニッポン・コネクション、ヴィジョン・デュ・レール・メディア・ライブラリに選出、東京ドキュメンタリー映画祭短編部門観客賞を受賞、NHKワールドで放映。旧ユーゴ出身で無国籍の仮放免者を追った「彷徨」(21)が札幌国際短編映画祭でジャパン・プレミア・アワードを受賞。監督したビデオダンス「nai-mono-gatari」(11)がDMJ国際ダンス映画祭など国内外で上映。東京生まれ。メリーランド大学カレッジパーク校英文学科卒。
映画『彷徨』上映+トークイベント開催のお知らせ
映画『彷徨』上映+トークイベントを開催します。
日時 2022年6月26日(日)19:00~21:00
方法 オンライン
*申込方法については後日お知らせします。
無国籍ネットワークでは、セミナーや勉強会を通して無国籍者の存在、無国籍者が抱える問題を広く知ってもらうため情報発信しています。
今回は、日本に暮らす無国籍者に密着した短編ドキュメンタリー映画「彷徨」をお届けします。2019年に行われた無国籍ネットワーク設立10周年記念イベントをきっかけに、無国籍者フローリムさんと出会った映像作家岩崎祐さんの作品です。
本作品は、札幌国際短編映画祭で、ジャパンプレミア・アワードを受賞した話題作です。
上映後は、お二人の対談も行います。無国籍者の生き様や思いを皆さんに知って頂く貴重な機会になると思います。ぜひご参加下さい。
・映画のあらすじ
旧ユーゴスラビア出身のフローリムは、戦争と民族浄化を生き延びた末、20年前に来日し、母国の消滅に伴い無国籍となった。最初の10年近くを刑務所と入管収容所で過ごし、その後の10年を、帰る国もなく、就労許可を得られない仮放免の立場で生きてきた。外国人向けの無料健康診断や恩人たちの元を訪れる彼は、来日20年の節目にこそビザを得られないかと一縷の希みを抱きながら、コロナ禍「前夜」の東京の街を歩く。
・制作クレジット
監督・撮影・編集・製作
岩崎祐
・監督プロフィール
映像作家。東京を拠点にドキュメンタリーなどを監督し、エチオピア人難民申請者の奮闘を記録した「かぞくの証明」(19)がドイツ・ニッポン・コネクション、ヴィジョン・デュ・レール・メディア・ライブラリに選出、東京ドキュメンタリー映画祭短編部門観客賞を受賞、NHKワールドで放映。旧ユーゴ出身で無国籍の仮放免者を追った「彷徨」(21)が札幌国際短編映画祭でジャパン・プレミア・アワードを受賞。監督したビデオダンス「nai-mono-gatari」(11)がDMJ国際ダンス映画祭など国内外で上映。東京生まれ。メリーランド大学カレッジパーク校英文学科卒。