ドキュメンタリー映画上映会&トークイベントを開催します。
映画: 「彷徨」-制度に排除され、行き場を失った自分はゼロだ-
(札幌国際短編映画祭ジャパン・プレミア・アワード受賞作品、監督 岩崎祐)
トーク: 岩崎祐(監督)、フローリム(旧ユーゴスラビア出身の無国籍者)、陳天璽
日程: 6月26日(日)
時間: 19:00~21:00(予定)
形式: オンライン(Zoom/Vimeo)
参加費:無料
日時 2022年6月26日(日)19:00~21:00
方法 オンライン
申込方法:リンク、または、以下のQR
コードからお申込みください。
無国籍ネットワークでは、セミナーや勉強会を通して無国籍者の存在、無国籍者が抱える問題を広く知ってもらうため情報発信しています。
今回は、日本に暮らす無国籍者に密着した短編ドキュメンタリー映画「彷徨」をお届けします。2019年に行われた無国籍ネットワーク設立10周年記念イベントをきっかけに、無国籍者フローリムさんと出会った映像作家岩崎祐さんの作品です。
本作品は、札幌国際短編映画祭で、ジャパンプレミア・アワードを受賞した話題作です。
上映後は、お二人の対談も行います。無国籍者の生き様や思いを皆さんに知って頂く貴重な機会になると思います。ぜひご参加下さい。
・映画のあらすじ
旧ユーゴスラビア出身のフローリムは、戦争と民族浄化を生き延びた末、20年前に来日し、母国の消滅に伴い無国籍となった。最初の10年近くを刑務所と入管収容所で過ごし、その後の10年を、帰る国もなく、就労許可を得られない仮放免の立場で生きてきた。外国人向けの無料健康診断や恩人たちの元を訪れる彼は、来日20年の節目にこそビザを得られないかと一縷の希みを抱きながら、コロナ禍「前夜」の東京の街を歩く。
・制作クレジット
監督・撮影・編集・製作
岩崎祐
・監督プロフィール
映像作家。東京を拠点にドキュメンタリーなどを監督し、エチオピア人難民申請者の奮闘を記録した「かぞくの証明」(19)がドイツ・ニッポン・コネクション、ヴィジョン・デュ・レール・メディア・ライブラリに選出、東京ドキュメンタリー映画祭短編部門観客賞を受賞、NHKワールドで放映。旧ユーゴ出身で無国籍の仮放免者を追った「彷徨」(21)が札幌国際短編映画祭でジャパン・プレミア・アワードを受賞。監督したビデオダンス「nai-mono-gatari」(11)がDMJ国際ダンス映画祭など国内外で上映。東京生まれ。メリーランド大学カレッジパーク校英文学科卒。