「第16回 すてねとカフェ in 大阪」開催のお知らせ

皆さま

平素より多大なご理解とご支援を賜りまして誠にありがとうございます。

11月24日(日)に第16回すてねとカフェを開催することとなりました。

詳細は以下をご覧ください。

 

第16回 すてねとカフェin大阪(無国籍ネットワーク交流会)

2024年11月24日(日)午後5:30~7:00(受付5:00~)

会場:喫茶美術館 東大阪市宝持1-2-18 06-6725-0430

http://www.waneibunkasha.com/waneibunkasha-access.html

〈近鉄奈良線・河内小阪駅下車徒歩13分。JRおおさか東線・JR俊徳道駅徒歩16分〉

参加費:1,000円(1ドリンク付)要予約

本会のあと、ひきつづき懇親会があります(参加自由・要予約・実費3,500円程度)

 

テーマ・無国籍在日サラムの韓国初入国報告

報告者1:丁章 (無国籍ネットワーク運営委員・詩人)

「無国籍者としての韓国入国の意義とは」

 

報告者2:金雄基(翰林大学教授)

「韓国は朝鮮籍をどのように処遇しているのか」

司会:陳天璽(無国籍ネットワーク理事・早稲田大学教授)

 

在日サラム(コリアン)3世の丁章は、祖国統一を望む立場から、南北分断の論理に反対して、南北いずれの国籍も持たずに、無国籍者としての立場を貫いて生きている。一方、韓国は制度上、無国籍の在外同胞の存在を認めず、無国籍者としての在外同胞の入国も認めてこなかった。ゆえに、無国籍者としての韓国入国を求める丁にとって、これまで韓国は最も入国が困難な国の一つだった。ゆえに丁はその制度に異議を唱え、在外同胞の定義に無国籍者を加えることを韓国政府に対してこれまで請願してきた。

 そして昨年、韓国で新たに制定された「在外同胞基本法」において、在外同胞の定義に「無国籍者」が加わったことを、つい最近になって丁は知った。これは、2018年に在外同胞法の定義に無国籍者を加えてほしいと丁が韓国政府に請願した内容が実現したことになる。

 韓国における在外同胞基本法成立により、丁の請願通り、在外同胞の定義に無国籍者が加わったことで、丁の韓国入国が可能になったことを受け、金雄基翰林大学教授が10月18日春川の同大学日本学研究所主催のワークショップに、丁を招聘した。そしてこのたび丁は生涯初の韓国入国を果たした。在日コリアンが無国籍者として韓国に入国することに、どのような意義があるのか? また、今後の課題は何か?

当事者の丁章と、このたび丁の韓国入国のために尽力した金雄基教授が報告します。みなさんと共に考えることができれば幸いです。

◆◇◆

 無国籍について疑問に思うことや質問したいこと、誰かに聞いてもらいたいことなど、無国籍ネットワークの交流会「すてねとカフェ」に集まって、皆で思う存分語り合いませんか? 無国籍の方も有国籍の方も、ぜひお集まりください!

※ ご参加くださる方は、11月22日(金)までに下記までご連絡いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

ご予約先:waneibunkasha@yahoo.co.jp

無国籍ネットワーク すてねとカフェin大阪 運営委員 丁章

Translate »