2月12日にICUにて無国籍に関するシンポジウムが開催されます。
このイベントは無国籍ネットワークも後援しています。
みなさま,是非ご参加ください。
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無国籍情報センターの開設を記念し、
2月12日にICUにて無国籍に関するシンポジウムが開催されます。
このイベントは無国籍ネットワークも後援しています。
みなさま,是非ご参加ください。
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無国籍情報センターの開設を記念し、
1月30日に第30回ORISセミナー「『戸籍と無戸籍』書評会」が早稲田大学にて行われます。
無国籍ネットワーク代表の陳が書評コメントをします。
ぜひ,ご参加ください。
<日時>
1月30日(火) 17:00-18:30
<会場>
早稲田大学 26号館 5階502教室
詳しくはこちらから↓
12月23日(土)にTBSラジオ「蓮見孝之まとめて!土曜日」
「人権TODAY」↓
https://www.tbsradio.jp/horio-
2017年12月10日に東大阪にある喫茶美術館において、すてねとカフェin大阪が行われました。センスの良い絵画が壁中に飾られたモダンな店内には大阪からのみならず、東京や青森など他の地域からも多くの参加者が集まりました。イベントは、本ネットワークの運営委員かつ喫茶美術館を経営されている丁章さんの進行のもと、重国籍に関する全般的な説明や参加者の自己紹介が行われました。個性的な参加者が多く自己紹介の最中にも各人に対して多くの質問がなされました。参加者は初対面同士の方が多かったにも関わらず、イベントが始まって間もなく議論が熱く行われるようになりました。今回のメインテーマは重国籍についてでした。イベントでは当事者や専門家からのお話があり、参加者の重国籍に対する理解を深める場になりました。蓮舫氏の重国籍問題以来、重国籍に関する議論や人々の意識がどの変遷しているのかについて理解することができました。また、当事者の話は彼らが実際に体験したものであったため、臨場感のある話を聞く事ができました。参加者は皆、話に聞き入っていました。議論のなかでは専門家のコメントによって本人が気付かないことを新たに発見する場面を何度も見ることができました。これも多様な背景や専門家が集まるイベントならではの良い点だと思います。
また、重国籍だけでなく無国籍の話題にもなりました。無国籍の当事者と連れ添って参加されたソーシャルワーカーの方が、彼らの抱えている問題を分かち合いました。それに対しイベントに参加していた行政官・大学教授・法律家等の専門家によるアドバイスが行われました。各領域で無国籍問題に取り組む人々が集まる場はなかなかないことであり貴重な機会でした。それぞれの立場から意見が述べられ多角的視点でのアドバイスになったと思います。相談者からは、今回の集まりから多くの示唆と自信を得たと話していました。
今回のイベントを通じて参加者にとっては国籍に対する多くの知識を得る機会になりました。また、それだけでなく各専門領域を超えたつながりを作る機会にもなったと思います。国籍に関して各地で活躍している参加者の間で協力関係が結べたのは有意義な事でした。こうしたネットワークで結ばれた総合力が無国籍ネットワークの力の源泉なのではないかと感じました。
無国籍ネットワーク運営委員 鈴木崇仁
第13回 すてねとカフェin大阪
日時:12月10日(日) 午後3:00 ~5:00 (2:30受付開始)
テーマ:「無国籍と重国籍について共に語り合おう!」
無国籍ネットワークには国籍問題に関わりを持つ多様な人々が集まってきますが、今回のすてねとカフェ大阪では、その無国籍ネットワークのメンバーたちが自身や家族に降りかかる重国籍問題を語り、その経験談を通して、国籍についてみなさんと共にいろいろと再考できたらとおもいます。
そもそも「重国籍」って、一体何なのか? 誰もが知ってるようで知らない「重国籍」について共に語り合いたいとおもいます。どうかみなさま、奮ってご参加ください。
話者:佐々木てる(無国籍ネットワーク監事・青森公立大学教授)陳天璽(無国籍ネットワーク代表・早稲田大学教授)/丁章(無国籍ネットワーク運営委員・詩人)その他
参加費:1000円(1ドリンク付)要予約
※本会のあと、ひきつづき懇親会があります(実費3500円程度)
会場:喫茶美術館(住所:東大阪市宝持1-2-18 電話番号:06-6725-0430)
ウェブサイト>>http://www.waneibunkasha.com
(近鉄奈良線・河内小阪駅下車徒歩13分。タクシー利用(1メーター)が便利です。)
無国籍について疑問に思うことや質問したいこと、誰かに聞いてもらいたいことなど、無国籍ネットワークの交流会「すてねとカフェ」に集まって、皆で思う存分語り合いませんか? 無国籍の方も有国籍の方も、ぜひお集まりください!
※ご参加くださる方は、12月9日(土)までに以下のフォーマットをご記入の上、メールにてご連絡いただけますようお願い申し上げます。
連絡先:waneibunkasha[at]yahoo.co.jp([at]を@に変えてお送りください)
———————————-
【氏名】
【所属(任意)】
【メールアドレス】
参加をご希望の方は以下の( )に◯をご記入ください。
本会と懇親会の両方参加( )
本会のみ参加( )
懇親会のみ参加( )
———————————-
無国籍ネットワーク すてねとカフェin大阪 運営委員 丁章
11月23日(木)にトークイベントを行います。
本イベントは無国籍ネットワークユースとのコラボイベントとなります。
みなさま、是非ご参加ください。
今回はSouthern California大学からパレーニャス先生をお呼びして開催いたします。
講義テーマは「フィリピン人家事労働者と法的状況」です。
【日時】
11月23日(木)14時~16時30分
【場所】
早稲田大学11号館4階会議室
アクセスマップ>>https://www.waseda.jp/fire/sils/access/
参加される方は
1.名前
2.所属
をご記入の上、下記のメールアドレスにご連絡ください。
christinechae1[at]gmail.com([at]を@に変えてお送りください)
よろしくお願いします。
9月30日に行われたトークイベントの報告です。
まず初めに、山村先生からトルコのクルドの人々の歴史的経緯及び地方都市の生活環境等の説明がありました。元々、クルドの人々は現在のイラン、イラク、トルコ、アルメニア等にまたがる山岳地帯に住んでおり、独自の国家を持っていませんでした。そのような中で、アラブ人やペルシャ人、トルコ人等と隣接する形になっていましたが、サイクス・ピコ協定により現在の各国の国境線に沿ってひかれたため、もともとの居住地域が上記の国々に分断されて住む形となってしまいました。
クルド人は人口2000万人以上で、世界最大の国家を持たない民族として今日に至ります。彼らはトルコにおいては人口の約14パーセント程度を占めています。大きな都市から離れた南東部が彼らの主な居住地域であり、そこでは農業に従事しているクルド人がほとんどで、所得は多くないとのことでした。トルコはクルド人に対して独自の言語を使用することを禁じる等、トルコ国民によるトルコとしての統一国家を掲げているため、結果的に田舎に居住しているクルド人は、学校ではトルコしか習得機会がないうえに、中学校もクルド人の住む地域では数少ないためにアクセスができないという事から、ほとんどが小学校卒業程度の学力を身に付けるしかないなどの問題点があります。また、中学校以上の高等教育を受けていないために、トルコでは高収入を得られる職場への就労には様々な困難があり、安定した生活基盤を築きにくい環境に置かれているとの説明がありました。
次いで、2000年に結婚のために来日したエルマスさんからの話がありました。ご主人とはトルコでお互いに顔は知っていた関係でしたが、日本で結婚式を挙げたころはまだ日本には男性しかおらず、宴席では本来男女の踊りとなるところを男性だけが踊るという状況だったそうです。当時は来日していたクルド人は皆、難民申請をしていましたが、受理された者はおらず、仮放免の不安定な日常であったといいます。特に女性は、妊娠、出産、育児という男性にはない生活上の大きなイベントがあるために、仮放免のみでは医療受診する際にも大きな苦労があったそうです。また、日本語が分からない気苦労と生活上の不便は、現在まで来日して日本に暮らしているクルド人の人々には大きな問題として残っているため、日本語ができるエルマスさんは、他のクルド人から頼りにされており、通訳等でできる限りの支援をしたいと週に半分以上は同朋からの要請に応えて動いているのが実際であるとのことでした。
彼らは難民として認められていないために、就労や移動の制限があります。また、保険がないために自由診療になってしまいます。そのため、体調が悪くなって受診すると医療費がすぐに何万円にもなる現実の中で生活は大変であるようです。エルマスさん自身は女の子2人を日本で出産していますが、子どもの具合が悪くなるとその費用は高額で、分割払いにしてもらっていたといいます。エルマスさんが来日後、今日まで苦労してきた生活上の困難を抱えているクルド人は現在もいるため、毎日忙しいということでした。日本はほとんどの申請者について難民とは認めないという方針ですが、加えて、日本で生まれた子どもは無国籍状態になってしまっているとのことでした。
国連UNHCR難民映画祭2017学校パートナーズ@早稲田大学が開催されます。
今年は、無国籍ネットワーク・ユースと難民交流プロジェクトが協力して開催いたします。
11月7日(火)の回にはスウェーデン大使館招請スピーチも行われます。
皆様のご来場をお待ちしております!
◆映画祭詳細◆
【日時】
10月30日(月) 18:15~20:00
11月07日(火) 16:30~18:45
【場所】
早稲田大学 小野記念講堂 アクセス
※入場料無料・事前申し込み不要(先着順)
当日そのまま会場にお越しください。
<関連サイト>
・UNHCR難民映画祭とは
http://unhcr.refugeefilm.org/2017/
・映画『NICE PEOPLE』
http://unhcr.refugeefilm.org/2017/movies_detail/movie_e/
・「大学パートナーズ」について
http://unhcr.refugeefilm.org/2017/school/
日本にくらすアジアの少数民族 ~マイノリティをとおして国籍をかんがえる~
第四回 「ベトナム南部出身のシスターのたどった足跡」マリアさんの語り
今年は連続セミナーという形で4回に分けてトークイベントを開催することになりました。第四回を11月25日に開催します。無国籍の方に自分のライフストーリーについて語ってもらい、特に日本で無国籍者として生きることについて皆さんと一緒に考えたいと思います。
【日時】2017年11月25日(土) 15:00~17:00 無料 要予約
【会場】早稲田大学 11号館701教室
アクセスマップ>> https://goo.gl/maps/APSkFS6Wz7t
参加する方はこのページの下部にあるフォーマットをご記入の上、メールまたはこちらからご連絡ください。
※本会のあと、ひきつづき懇親会があります(飲食費実費2000円~3000円ほど)。要予約
【会場】 NONG INLAY(ノングインレイ)[http://nong-inlay.com/]
連続セミナーについて
アジアでは、たくさんの少数民族が国家のなかに組み込まれ、多民族国家として成立しています。少数民族に国籍をあたえられないことがあり、かりに国籍を有していても二級市民あつかいです。日本にも、それらの少数民族がくらしています。
ほとんどが難民として日本にのがれていますが、日本政府は難民として認めていません。本国と同様、日本においてもまた彼/彼女らに居場所はなく、少数派あるいは無国籍者としていきていかざるをえません。とはいっても、逆境をバネにした力強い姿が、彼/彼女らのなかにみいだされます。
連続セミナーでは、本国と日本での経験を話していただきます。少数派の語りをとおして、国籍や民族について考えさせられると同時に、日本社会の一断面や彼/彼女らの活力をもとらえられるでしょう。みなさんの参加をおまちしております。
※ご参加される方は無国籍ネットワークに ご連絡ください。
また、11月23日(木)までにご連絡いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
連絡先:officer[at]stateless-network.com ([at]を@に変えて送信してください。)
以下のフォーマットをご記入の上、メールまたはこちらからお送りください
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【氏名】
【ふりがな】
【所属(任意)】
【電話番号】
【メールアドレス】
以下の( )に◯をご記入ください。
連続セミナー第四回「ベトナム南部出身のシスターがたどった足跡」マリアさんの語りに参加( )
懇親会に参加( )
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9月30日のトークイベントの場所が決定いたしましたので、お知らせいたします!
日本にくらすアジアの少数民族 ~マイノリティをとおして国籍をかんがえる~
第三回 「地域にくらすトルコからのクルド人」エルマスさんの語り
【日時】2017年9月30日(土) 15:00~17:00 無料 要予約
【会場】早稲田大学 11号館 701教室
アクセスマップ>> https://goo.gl/maps/APSkFS6Wz7t
※本会のあと、ひきつづき懇親会があります(飲食費実費2000円~3000円ほど)。要予約
【会場】レストラン メソポタミア
アクセスマップ>>https://tabelog.com/en/tokyo/A1323/A132304/13212001/dtlmap/