ロヒンギャ問題の写真展・講演会のお知らせ

12月10日は世界人権の日ー71年前の国連総会で世界人権宣言が採択された日です。この理念を空虚なものとしないためにも、私たちと変わらずそこにある生活を虚心坦懐に見つめ、再考する機会になれば幸いです。写真展・講演会併せてお気軽にご来場ください。

 

・写真展「Us~学生が見たロヒンギャ~」(入場無料)
「難民」はただ「かわいそうな人々」か。異なる境遇の人々を他者化していないだろうか。そのような思いからUs(私たち)という題名をつけました。(城内さん)
展示の方法にも一工夫施してあります。
日時:12/10~12/17(15日日曜日は休館)
10:00~18:00
場所:27号館ワセダギャラリー(小野梓記念講堂上)
写真家:
城内ジョースケ(早稲田大学在学中)
2018年3月にロヒンギャの人々と邂逅し、不条理に疑問を持つ。ミャンマー、バングラディシュでの手記と写真を元に卒業研究を執筆中。
鶴颯人(立命館大学在学中)
2018年春にミャンマーにあるロヒンギャの村を訪問したことをきっかけに、ロヒンギャ問題の取材を始める。立命館大学新聞デジタル部で「ロヒンギャへの道」(https://ritsumeikanunivpress.com/02/13/177/)を連載。

・講演会 (予約不要・入場無料)
無国籍やロヒンギャの問題についての数少ない専門家であるお二人をお招きして、それぞれの見地をお話しいただきます。
日時:12/14
14:00~16:00(開場13:40)
会場:早稲田大学3号館502教室
講演者:上智大学総合グローバル学部教授 根本敬先生
在日ビルマロヒンギャ協会 Zaw Min Htut氏
テーマ:
根本先生「ロヒンギャ問題の歴史的背景をたどる」
Zaw Min Htut氏「国内外のロヒンギャ難民の状況~無国籍の視座から~」

講演者プロフィール
根本敬教授
専門はビルマの近現代史。著書に『抵抗と協力のはざま』(岩波書店)、『物語ビルマの歴史ー王朝時代から現代まで』(彩流社)、『アウンサンスーチーのビルマー民主化と国民和解への道』(岩波書店)、その他多数。

Zaw Min Htut氏
ヤンゴン大学在学中に民主化運動に参加。治安当局からの拘束の危険を感じ、来日。2002年に日本で初めて難民認定される。国内外のロヒンギャのため、現在まで精力的に活動している。

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