当団体の運営委員である丁章がハワイ大学のシンポジウムで講演した『無国籍サラムを生きる在日詩人の想い | A Zainichi Poet Reflects on Life as a Stateless Saram』の抜粋が英訳され、アメリカの文芸雑誌AAWW(Asian American Writers’ Workshop)のWEBマガジンに掲載されました!
無国籍
無国籍ネットワークユースイベント開催のお知らせ(9月3日)

無国籍ネットワークユースが企画した無国籍を知る絵本「にじいろのペンダント」について、イベントが開催されます。
題名「SNY主催 絵本出版記念イベント 「無国籍」を絵本で知ろう」
日時 2022年9月3日(土)14:00受付開始、14:15~15:30講演
会場 ブックハウスカフェ(地下鉄 神保町駅 徒歩1分)又はオンライン(Zoom使用)
参加方法 予約制・無料(対面 定員30名 オンライン100名 先着順)
参加はこちらのフォームからお申し込みください。
(URL)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-G_yHswCRu1yW0XDTepTwbuLHbekZjSVPkhoY2yzI_vPHcw/viewform
*参加形式を後から変更される場合は、同じメールアドレスでログイン後、ご自身で編集してください。
*予約は先着順で、締め切りはイベント開始直前までとします。
*当日前に締め切った場合は、SNY公式インスタグラム・Twitter・Facebookでお知らせいたします。
内容
SNY(学生)によるプレゼンテーションと絵本読み聞かせ、作者の陳天璽さんとゲストのマリアさんによるトークセッション
登壇者
〇陳天璽 横浜中華街に生まれる。生後間も無く無国籍となり、移民・無国籍に関する研究に従事。現在、早稲田大学国際教養学部教授、NPO法人無国籍ネットワーク代表。
〇マリア 日本国籍の父、米国籍の母のもと日本に生まれ育つ。生後無国籍のまま今に至る。現在、アパレルスタッフ。
ご参加のほど、よろしくお願いします。
また、多くの方にイベント情報を拡散いただけると幸いです。
映画『彷徨』上映+トークイベント開催のお知らせ
映画『彷徨』上映+トークイベントを開催します。
日時 2022年6月26日(日)19:00~21:00
方法 オンライン
*申込方法については後日お知らせします。
無国籍ネットワークでは、セミナーや勉強会を通して無国籍者の存在、無国籍者が抱える問題を広く知ってもらうため情報発信しています。
今回は、日本に暮らす無国籍者に密着した短編ドキュメンタリー映画「彷徨」をお届けします。2019年に行われた無国籍ネットワーク設立10周年記念イベントをきっかけに、無国籍者フローリムさんと出会った映像作家岩崎祐さんの作品です。
本作品は、札幌国際短編映画祭で、ジャパンプレミア・アワードを受賞した話題作です。
上映後は、お二人の対談も行います。無国籍者の生き様や思いを皆さんに知って頂く貴重な機会になると思います。ぜひご参加下さい。
・映画のあらすじ
旧ユーゴスラビア出身のフローリムは、戦争と民族浄化を生き延びた末、20年前に来日し、母国の消滅に伴い無国籍となった。最初の10年近くを刑務所と入管収容所で過ごし、その後の10年を、帰る国もなく、就労許可を得られない仮放免の立場で生きてきた。外国人向けの無料健康診断や恩人たちの元を訪れる彼は、来日20年の節目にこそビザを得られないかと一縷の希みを抱きながら、コロナ禍「前夜」の東京の街を歩く。
・制作クレジット
監督・撮影・編集・製作
岩崎祐
・監督プロフィール
映像作家。東京を拠点にドキュメンタリーなどを監督し、エチオピア人難民申請者の奮闘を記録した「かぞくの証明」(19)がドイツ・ニッポン・コネクション、ヴィジョン・デュ・レール・メディア・ライブラリに選出、東京ドキュメンタリー映画祭短編部門観客賞を受賞、NHKワールドで放映。旧ユーゴ出身で無国籍の仮放免者を追った「彷徨」(21)が札幌国際短編映画祭でジャパン・プレミア・アワードを受賞。監督したビデオダンス「nai-mono-gatari」(11)がDMJ国際ダンス映画祭など国内外で上映。東京生まれ。メリーランド大学カレッジパーク校英文学科卒。
無国籍に関する記事が掲載されました
無国籍に関する記事が朝日新聞デジタル様で掲載されています。
是非ご覧ください。
無国籍の乳幼児が急増 上川法相「子どもの大事な問題」:朝日新聞デジタル、2021年
https://www.asahi.com/articles/ASP4F56DSP4FULFA015.html
無国籍ネットワークとユースが取材協力した連載記事が掲載されました

無国籍ネットワークとユースが取材協力した連載記事が、朝日新聞様で掲載されました。
是非ご覧ください!
第一回
病院にも通えず亡くなった母 私と2歳の娘は国籍がない
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP4244DZP2MULFA048.html?oai=ASP4F56DSP4FULFA015&ref=yahoo
第二回
病院にも通えず亡くなった母 私と2歳の娘は国籍がない
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP4244P0P1KULFA001.html?oai=ASP4F56DSP4FULFA015&ref=yahoo
第三回
婚前出産タブーの国から来た留学生 予期せぬ妊娠の末にhttps://www.asahi.com/sp/articles/ASP4544KRP3KULFA035.html?oai=ASP4F56DSP4FULFA015&ref=yahoo
第四回
「僕はフィリピン人だったんだ」国籍取得、母を探す職員
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP454J2YP38UUPI004.html?oai=ASP4F56DSP4FULFA015&ref=yahoo
4/11(日)ウェビナー「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」及び「コロナ禍における無国籍者の実態」

4月11日(日)に二つのセミナー「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」及び「コロナ禍における無国籍者の実態」が開催されます。
①「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」
当セミナーでは、国籍を専門とする国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所の首席法務アソシエイトをお招きし、世界的な潮流をふまえた無国籍認定手続きと保護制度についてのお話を伺い、無国籍認定制度とはどういうものなのか、また、無国籍認定手続きを設置することでどのようなメリットがあるのか考えます。
〜登壇者〜
金児真依さん
(国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 首席法務アソシエイト)
開催日時: 4/11(日) 13:00〜14:30
開催方法: Zoom (リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
参加費: 無料
お申し込みは下記のリンクまたはQRコードからお願いいたします。
※同日(4/11)の 15:00より行われるセミナー「コロナ禍における無国籍者の実態」とは別セミナーになりますので、どちらもご参加される方はそれぞれのセミナーへのお申し込みが必要となります。
お申し込みフォーム:
https://forms.gle/dNzySFXBinnbwoBy9
② 「コロナ禍における無国籍者の実態」
無国籍者の方々をお招きし、「無国籍者ゆえのコロナ禍での苦難」や「コロナ禍で思うこと」についてお話を伺います。また、陳天璽教授(早稲田大学国際教養学部)には専門的観点から解説も行っていただきます。未曾有の事態に直面しても、よるべとなる国が存在しない無国籍の人たち。彼らはコロナ禍に何を思うのか。どう暮らしてきたのか。当事者の声を届けます。
〜登壇者〜
・無国籍当事者
・陳 天璽教授
(早稲田大学教授、元無国籍者)
開催日時:4/11(日) 15:00〜16:30
開催方法:Zoom(リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
先着100人
参加費:無料
お申し込みは下記のURLまたはQRコードからお願いいたします。
※同日(4/11)の13:00より行われるセミナー「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」とは別セミナーになりますので、どちらもご参加される方はそれぞれのセミナーへのお申し込みが必要となります。
お申し込みフォーム:
【リマインド】2/28(日)オンラインセミナー「コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援」のお知らせ

オンラインセミナー「コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援」がいよいよ明日(2月28日)開催されます!
すでにお申し込みされた方には、ご記入いただいたメールアドレス宛にZoomのリンクをお送りしております。
お申し込みいただいたにもかかわらず、メールが届いていないという場合には、迷惑メールボックスに入ってしまっている可能性もございます。
一度ご確認くださいますようお願いいたします。
迷惑メールボックスにも入っていないという際には、お手数ですがstateless.youth(at)gmail.com(※ (at) は @ に置き換えて下さい)までお問い合わせくださいませ。
◆登壇者紹介
「生活困窮者の実態と支援」
崔洙連
NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク 事務局スタッフ
「医療・生活の支援」
長澤正隆
NPO法人 北関東医療 相談会 事務局長
「国境閉鎖、コロナと国籍」
陳天璽
NPO法人 無国籍ネットワーク代表
(早稲田大学教授、元無国籍者)
「ロヒンギャの現状」
長谷川留理華
NPO法人 無国籍ネットワーク 運営委員
(元無国籍者)
■共催:NPO法人 無国籍ネットワーク、無国籍ネットワークユース(本イベントはREADYFORの助成により開催します)
■開催日時:2月28日(日)14:00~15:30
■開催方法 : Zoom (リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
■参加費:無料
■お問合せ先:officer(at)stateless-network.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい。
ご参加はこちらから
https://forms.gle/Hwah9cqLDYi1km9C9
当日は何卒よろしくお願いいたします。
お会いできることを楽しみにしております。
「朝鮮籍:なぜトランスナショナルの視点なのか」 出版記念セミナーのご案内

3月14日にZoomで行われるオンラインセミナーのお知らせです。
「事実上の無国籍」や「国籍未確認」と言われる朝鮮籍の本を出版するにあたって、なぜトランスナショナルという視点にこだわったのか。国家への帰属が当然視される今の世の中でこの本を出版することの意味は何か。出版の経緯と目的についてお話しを伺います。
登壇者のご紹介
・李里花(中央大学准教授)
・髙希麗(公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所)
・崔紗華(同志社大学助教)
・丁章(詩人、無国籍ネットワーク運営委員)
・秋山肇(筑波大学助教、無国籍ネットワーク運営委員)
・陳天璽(早稲田大学教授、無国籍ネットワーク代表)
開催日時:3/14(日) 14:00~15:30
開催方法:Zoom(リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
定員:上限なし
参加費:無料
お問い合わせ先:officer@stateless-network.com
参加のお申し込みはQR コードをスキャンいただくかInstagram (@statelessnetwork)
またはこちらからお願いします。
コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援

2月28日にZoomで行われるトークイベントのお知らせです。
今回はコロナ禍での支援を通して見えてきた無国籍者の実態、これからの移民・難民・無国籍者との共生のあり方について考えます。
登壇者紹介
「生活困窮者の実態と支援」
崔洙連
NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク 事務局スタッフ
「医療・生活の支援」
長澤正隆
NPO法人 北関東医療 相談会
事務局長
「国境閉鎖、コロナと国籍」
陳天璽
NPO法人 無国籍ネットワーク代表
(早稲田大学教授、元無国籍者)
「ロヒンギャの現状」
長谷川留理華
NPO法人 無国籍ネットワーク
運営委員(元無国籍者)
共催:NPO法人 無国籍ネットワーク、無国籍ネットワークユース
(本イベントはREADYFORの助成により開催します)
2021年2月28日(日) 14:00~15:30
Zoomにて開催します。
参加費:無料
定員:100名様
こちらのURLまたはQRコードからお申し込みくださいませ。
https://forms.gle/Hwah9cqLDYi1km9C9
みなさまのご参加をお待ちしています。
Instagram: https://www.instagram.com/statelessnetwork/
Facebook: https://www.facebook.com/stateless659/
Twitter: https://twitter.com/StatelessNet/
無国籍の人々と歩んだ10年とこれから ―無国籍ネットワーク10周年記念・出版記念シンポジウム―
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1.無国籍ネットワークのあゆみ
2.出版記念と連続セミナーのまとめとして、山村医師と当事者との対談。
山村淳平・陳天璽共著『移民がやってきた−アジアの少数民族、日本での物語』
3.基調講演 新垣修教授(ICU)『無国籍のこれまでとこれから』
4.無国籍の当事者、専門家、ユースなどによるラウンドテーブル
場所:早稲田大学11号館710教室 MAP
時間:15:00~17:00
※イベントの後に懇親会を開催する予定。詳細は当日口頭で説明する。
予約:フォーム
Poster PDF
山村淳平・陳天璽共著『移民がやってきた−アジアの少数民族、日本での物語』出版記念について (出版社リンク)
山村淳平医師の連続セミナーの内容をまとめ、山村医師と無国籍ネットワークとが協力して編集した著書の出版記念。山村先生の10年以上に及ぶ日本に暮らす難民申請者や強制移動を経験したアジアの様々な国から逃れて来日した人たちに寄り添って支援してきた実践から出来た信頼関係がこのプロジェクトのベースにある。その関係から無国籍ネットワークと共に2年にわたって連続セミナーの形でトークイベントを行い、その内容をまとめたものだ。さらに、日本の難民申請制度事態に関するデータとそれについての分析と解説を加えている。今の日本に滞在する移民(強制移民や庇護希望者/難民、無国籍者)が直面する様々な問題について知るための重要文献の一つとなるだろう。さらに、多くの場合、日本に庇護を求めて来た人が出身国では少数民族や宗教的マイノリティーであることに着目することで、一つの民族や宗教的アイデンティティを中心とする国民国家のナショナル・アイデンティティに関するイデオロギーがマイノリティーの集合的なアイデンティティを抑圧し、迫害し、かれらが国外へと避難するように追い詰める状況を取り上げている。「移民がやってきた」理由は、多くの場合、本国で少数民族やマイノリティーとして生きることが許されず、迫害の対象となり、日本に庇護を求めることになったからなのである。
無国籍ネットワーク10周年記念について
陳天璽(ララさん)が10年前に知り合いや他の無国籍の当事者、弁護士等に声をかけて発足した無国籍ネットワーク。小さなボランティア団体として、地道にしかし誠実に活動を続けてきた。無国籍の方に寄り添い、その経験について聞くというのを活動の中心としてきた。その経験に基づいた情報をトークイベントなどを通して発信することで、無国籍者の状況やかれらが抱える問題を引き起こす日本の制度上の問題を指摘してきた。また、法律相談を通して、無国籍者の抱える法的な問題について話を聞き、速やかに弁護士と当事者とを繋げて個々の問題の解決に向けて貢献してきた。また、弁護士、学者、活動家と連携して無国籍と関連する問題(難民申請者、仮放免、収容)について情報発信と議論ができる場を設けてきた。特に、当事者自身の語りの場を設けることに務めてきた。ボランティア団体としてずっと活動を続けてこられたのは、当事者と活動を支えてくれた会員や賛助会員、メーリスに登録された方々を始めとするすべての人のおかげでもある。その応援と支援に対しても感謝の気持ちを込めて今回の10周年記念を開催したい。