4/11(日)ウェビナー「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」及び「コロナ禍における無国籍者の実態」

コロナ禍における無国籍者の実態

4月11日(日)に二つのセミナー「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」及び「コロナ禍における無国籍者の実態」が開催されます。

①「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」

入管法改正案・難民等保護法案 X 無国籍認定制度

当セミナーでは、国籍を専門とする国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所の首席法務アソシエイトをお招きし、世界的な潮流をふまえた無国籍認定手続きと保護制度についてのお話を伺い、無国籍認定制度とはどういうものなのか、また、無国籍認定手続きを設置することでどのようなメリットがあるのか考えます。

〜登壇者〜
金児真依さん
(国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 首席法務アソシエイト)

開催日時: 4/11(日) 13:00〜14:30
開催方法: Zoom (リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
参加費: 無料

お申し込みは下記のリンクまたはQRコードからお願いいたします。

※同日(4/11)の 15:00より行われるセミナー「コロナ禍における無国籍者の実態」とは別セミナーになりますので、どちらもご参加される方はそれぞれのセミナーへのお申し込みが必要となります。

お申し込みフォーム:

https://forms.gle/dNzySFXBinnbwoBy9

QR コード

 

② 「コロナ禍における無国籍者の実態」

コロナ禍における無国籍者の実態

無国籍者の方々をお招きし、「無国籍者ゆえのコロナ禍での苦難」や「コロナ禍で思うこと」についてお話を伺います。また、陳天璽教授(早稲田大学国際教養学部)には専門的観点から解説も行っていただきます。未曾有の事態に直面しても、よるべとなる国が存在しない無国籍の人たち。彼らはコロナ禍に何を思うのか。どう暮らしてきたのか。当事者の声を届けます。

〜登壇者〜
・無国籍当事者
・陳 天璽教授
(早稲田大学教授、元無国籍者)

開催日時:4/11(日) 15:00〜16:30
開催方法:Zoom(リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
先着100人
参加費:無料

お申し込みは下記のURLまたはQRコードからお願いいたします。

※同日(4/11)の13:00より行われるセミナー「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」とは別セミナーになりますので、どちらもご参加される方はそれぞれのセミナーへのお申し込みが必要となります。

お申し込みフォーム:

https://forms.gle/oRTaR2UbcAFZmu8a7

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緊急オンラインセミナー『入管法改正案・難民等保護法案X無国籍認定制度』のお知らせ

入管法改正案・難民等保護法案 X 無国籍認定制度4月11日13:00〜14:30に行う緊急セミナーについてのお知らせです。

同日15:00〜16:30に行う”コロナ禍における無国籍者の実態セミナー”に先立ち、13:00より

“緊急オンラインセミナー”
「入管法改正案・難民等保護法案×無国籍認定制度」

を開催致します。

当セミナーでは、国籍を専門とする国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所の首席法務アソシエイトをお招きし、世界的な潮流をふまえた無国籍認定手続きと保護制度についてのお話を伺い、無国籍認定制度とはどういうものなのか、また、無国籍認定手続きを設置することでどのようなメリットがあるのか考えます。

登壇者
金児真依さん
(国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 首席法務アソシエイト)

 

 

開催日時: 4/11(日) 13:00〜14:30
開催方法: Zoom (リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
参加費: 無料

お申し込み:
https://forms.gle/dNzySFXBinnbwoBy9

 

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【コロナ禍における無国籍者の実態】オンラインセミナー

コロナ禍における無国籍者の実態
コロナ禍における無国籍者の実態

4月11日、15:00〜16:30に行われるセミナーに関するお知らせです。

 

無国籍者の方々をお招きし、「無国籍者ゆえのコロナ禍での苦難」や「コロナ禍で思うこと」についてお話を伺います。また、陳天璽教授(早稲田大学国際教養学部)には専門的観点から解説も行っていただきます。未曾有の事態に直面しても、よるべとなる国が存在しない無国籍の人たち。彼らはコロナ禍に何を思うのか。どう暮らしてきたのか。当事者の声を届けます。

登壇者のご紹介
・無国籍当事者
・陳 天璽教授
(早稲田大学教授、元無国籍者)

開催日時:4/11(日) 15:00〜16:30
開催方法:Zoom(リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)
先着100人
参加費:無料

 

 

お申し込み
URL:
https://forms.gle/oRTaR2UbcAFZmu8a7

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アーカイブ配信:「帰る国なき難民のこころ」野田文隆(1948年ー2019年) 無国籍ネットワーク 講演会 2016年11月19日

帰る国のない人々(難民、無国籍者)が日本にも増えている。かれらは日本で受け入れられていない状況の中で生きていることが多い。そのため、貧困、孤独、家族との別れ、望郷の思い、亡命中のこころの傷(トラウマ)に身を裂かれている。そういう人々がメンタルヘルスの危機を抱えることは極めて多い。特に、うつ病、外的心傷後ストレス障害が特有の病気である。この疾患の特徴を説明し、これらの病気の留意事項、また、そういう人をみたらどう対処するのが良いのか解説する。また、帰る国なき難民へのこころ支援とはなにをすればよいのかについて考えるための資料として参考になればと思います。

帰る国なき難民のこころ プレゼンテーション  PDFファイル

野田文隆先生(1948年ー2019年)東京大学文学部卒業。広告コピーライターを経た後、千葉大学医学部に進み、精神科医となる。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学で卒後研修を受けた後、東京武蔵野病院精神科に勤務。1999年より2014年まで大正大学人間学部教授。ブリティッシュ・コロンビア大学精神科Adjunct Professorを兼任した。2016年の講演当時は、めじろそらクリニック院長として、多文化外来を実践し、数多くの外国人、移住者難民の診察にあたっていた。元多文化間精神医学会理事長、元世界精神医学会多文化間精神医学セクション副会長。主な著作「間違いだらけのメンタルヘルス」(大正大学まんだらライブラリー)「マイノリティの精神医学」(大正大学出版会)他

メンタルヘルスの分野で難民をサポートしてくださった野田文隆先生は、2019年1月3日の夕方にご逝去されました。

 

 

 

 

 

 

【リマインド】2/28(日)オンラインセミナー「コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援」のお知らせ

【リマインド】2/28(日)オンラインセミナー「コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援」のお知らせ

オンラインセミナー「コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援」がいよいよ明日(2月28日)開催されます!

 

すでにお申し込みされた方には、ご記入いただいたメールアドレス宛にZoomのリンクをお送りしております。

お申し込みいただいたにもかかわらず、メールが届いていないという場合には、迷惑メールボックスに入ってしまっている可能性もございます。

一度ご確認くださいますようお願いいたします。

迷惑メールボックスにも入っていないという際には、お手数ですがstateless.youth(at)gmail.com※ (at) は @ に置き換えて下さい)までお問い合わせくださいませ。

 

◆登壇者紹介

「生活困窮者の実態と支援」

崔洙連

NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク 事務局スタッフ

「医療・生活の支援」

長澤正隆

NPO法人 北関東医療 相談会 事務局長

「国境閉鎖、コロナと国籍」

陳天璽

NPO法人 無国籍ネットワーク代表

(早稲田大学教授、元無国籍者)

「ロヒンギャの現状」

長谷川留理華

NPO法人 無国籍ネットワーク 運営委員

(元無国籍者)

■共催:NPO法人 無国籍ネットワーク、無国籍ネットワークユース(本イベントはREADYFORの助成により開催します)

■開催日時:2月28日(日)14:00~15:30

■開催方法 : Zoom (リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)

■参加費:無料

■お問合せ先:officer(at)stateless-network.com

※ (at) は @ に置き換えて下さい。

 

ご参加はこちらから

https://forms.gle/Hwah9cqLDYi1km9C9

 

 

当日は何卒よろしくお願いいたします。

お会いできることを楽しみにしております。

「朝鮮籍:なぜトランスナショナルの視点なのか」 出版記念セミナーのご案内

「朝鮮籍:なぜトランスナショナルの視点なのか」 出版記念セミナーのご案内

3月14日にZoomで行われるオンラインセミナーのお知らせです。

「事実上の無国籍」や「国籍未確認」と言われる朝鮮籍の本を出版するにあたって、なぜトランスナショナルという視点にこだわったのか。国家への帰属が当然視される今の世の中でこの本を出版することの意味は何か。出版の経緯と目的についてお話しを伺います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登壇者のご紹介

・李里花(中央大学准教授)

・髙希麗(公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所)

・崔紗華(同志社大学助教)

・丁章(詩人、無国籍ネットワーク運営委員)

・秋山肇(筑波大学助教、無国籍ネットワーク運営委員)

・陳天璽(早稲田大学教授、無国籍ネットワーク代表)

 

開催日時:3/14(日) 14:00~15:30

開催方法:Zoom(リンクはご記入いただいたメールアドレスにお送りいたします)

定員:上限なし

参加費:無料

お問い合わせ先:officer@stateless-network.com

参加のお申し込みはQR コードをスキャンいただくかInstagram (@statelessnetwork)

またはこちらからお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援

コロナ禍における移民・難民・無国籍者の実態と支援

2月28日にZoomで行われるトークイベントのお知らせです。

今回はコロナ禍での支援を通して見えてきた無国籍者の実態、これからの移民・難民・無国籍者との共生のあり方について考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登壇者紹介

 

「生活困窮者の実態と支援」

崔洙連

NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク 事務局スタッフ

 

「医療・生活の支援」

長澤正隆

NPO法人 北関東医療 相談会 

事務局長

 

「国境閉鎖、コロナと国籍」

陳天璽

NPO法人 無国籍ネットワーク代表

(早稲田大学教授、元無国籍者)

 

「ロヒンギャの現状」

長谷川留理華

NPO法人 無国籍ネットワーク 

運営委員(元無国籍者)

 

共催:NPO法人 無国籍ネットワーク、無国籍ネットワークユース

(本イベントはREADYFORの助成により開催します)

 

2021年2月28日(日) 14:00~15:30

Zoomにて開催します。

 

参加費:無料

定員:100名様

 

こちらのURLまたはQRコードからお申し込みくださいませ。

https://forms.gle/Hwah9cqLDYi1km9C9

 

 

 

 

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています。

 

 

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SNYドキュメンタリー映画上映会&トークイベントのお知らせ

SNYドキュメンタリー映画上映会&トークイベントのお知らせ

SNY
ドキュメンタリー映画上映会&トークイベントのお知らせ

≪概 要≫
【日時】12/13(日) 14:00〜15:30
【場所】YouTube Live配信
【対象】全て
【内容】
ドキュメンタリー映画「Welcome to Tsunami Village」の上映会とトークイベントを開催します。映画上映後、作成者である茂野氏(現在新聞社勤務)と、ミャンマーでコンテンツ制作会社を経営している北角氏、東南アジア地域の近代史の専門家である根本教授にパネルトークを行っていただきます。このイベントを通し、より多くの人に「無国籍」という問題について理解を深め、日本で生きる私達も「当事者」であるという認識を持ってもらいたいと思います。

登壇者プロフィールについては下記の無国籍ネットワークユースのInstagramをご覧ください。

【定員】無制限
【自己負担額】無料
【参加方法・申し込み先】https://forms.gle/gM6zXRirSm3c8wus7
【締切】なし
【問い合わせ先】(必須)stateless.youth@gmail.com
【ご参考】
無国籍ネットワークユース Instagram(詳細は随時更新)
https://www.instagram.com/statelessnetwork/?r=nametag

2020年度SNY主催オンラインセミナー報告書

2020年度SNY主催オンラインセミナー報告書

2020 年6 月7 日(土)に行われたオンラインセミナーの報告書が届きました!

 

【2020 年度SNY 主催オンラインセミナー報告書】報告者:小川いぶき 編集者:原尻伊織、松田梨沙

1. はじめに
無国籍ネットワークユース(以下、SNY と略称)は無国籍ネットワーク代表の陳天璽先生のご協力のもと、2020 年6 月7 日(土)にオンライン会議アプリケーション「Zoom」上でオンラインセミナーを開催し、80 名を超える方々に参加していただくことができました。

2. セミナーの目的
本セミナーの目的は、SNY メンバーが陳天璽先生のご経験を知り無国籍に対する理解をさらに深めること、本セミナーをきっかけに無国籍に対してより多くの学生に興味を持ってもらうことでSNY の入会に繋げること、そしてSNY の活動目的である「無国籍に対する認知・関心の拡大」を達成することでした。

3. セミナーの開催経緯
オンラインでセミナーの開催は本団体にとって初の試みでした。きっかけは、2020 年4 月に政府から緊急事態宣言が発令され、普段の活動が十分に行うことが難しい状況の中でSNY として、外出せずに家の中でできることは何かと考えたことでした。構想を練り始めたのが5月前半で新メンバー募集時期と重なったこともあり、はじめは新メンバーに無国籍について知る入門編の勉強会を構想していましたが、さらなる新メンバーの募集も兼ね、一般の学生にも参加を募ることを決定し、最終的には社会人の方まで参加可能範囲を拡大ました。

4. セミナーの内容
はじめにSNY メンバーから無国籍について説明を行った後、陳天璽先生から自身の生い立ちやご経験、無国籍者の在留資格の有無におけるそれぞれの境遇、国境という壁の高さ、アイデンティティの形成について詳しくお話ししていただきました。最後に、無国籍者に向けて今の私たちができることは何か、陳先生のお考えを強いメッセージとともに述べていただきました。その後、質疑応答とSNY メンバーによるSNY の活動内容の紹介を行いました。

5. セミナーの参加者について
セミナー参加者のうち事後アンケートにお答えいただいた61 人中56 人が学生であり、東京のみならず京都や長崎、北海道また国境を超えて中国から参加した学生もいました。企業や国際機関に務めていらっしゃる社会人の方からの参加もありました。

6. セミナーに関する参加者からの声
事後アンケートではセミナーに関して、「タイトル以上に面白かった」「またこのようなイベントを企画してほしい」など賞賛の声が多く寄せられました。また、「無国籍の問題について私が持っていたイメージとは違う視点を知ることができた。」「私もハーフで国籍≠アイデンティティだと常々感じていたのですがうまく言葉にできず今回のセミナーが助けになった。」「国際協力の道を考え直すきっかけとなった」など無国籍に関することだけではなく、自身のアイデンティティや国際問題について見つめ直すきっかけもつくることができたのではないかと思います。

7. セミナーの反省点
事後アンケートで、質疑応答の時間をより長く設けてほしいという声が多く寄せられ、また社会人の方からは学生が互いに意見交換をする様子が見たいという意見をいただいたため、質疑応答や意見交換の時間を十分に用意していなかったことを反省し、今後に生かしたいと思います。

8. 今後の展望
セミナー中に陳先生が「無国籍とともに生きる」ことが当たり前の社会を作りたいとお話しされていました。私たちは無国籍について多くの方に知っていただくことを通して、この「ともに生きる」社会を目指していきたいと思っております。そのために、今後も無国籍の関心を高められるようなイベントを、定期的に企画していきたいと思います。それと同時に、無国籍の方へ私たちの声を届かせるためにも広報活動をさらに活発化させていきたいと思います。

9.謝辞
改めましてこのオンラインセミナー の開催にあたってご協力いただいた、セミナー登壇者の陳天璽先生に感謝申し上げます。

新大久保で1月25日土曜日に多文化社会研究会で開催、三谷純子先生(無国籍ネットワーク理事)による講演 無国籍の研究と教育に関するアジア地域会議の報告―日本の主要大学シラバスにおける無国籍の可視性の調査結果を中心に

1月25日土曜日、新大久保で開催される多文化共創フォーラムで9月に開催された無国籍の研究と教育に関するアジア地域会議について無国籍ネットワーク理事の三谷純子が報告します。ご関心のある方は、1月17日までに、多文化研究会へお申し込みください。

 

◆講演3:無国籍の研究と教育に関するアジア地域会議

三谷純子
三谷純子

の報告―日本の主要大学シラバスにおける無国籍の可視性の調査結果を中心に

無国籍の研究と教育に関し、アジア地域での協力の促進を目指す会議が、UNHCR、シドニーのピーターマクムリンセンター、バンコクのチュランコン大学の共催で2019年9月にバンコクで開催されました。この会議に参加し、日本の24の大学のシラバスをいくつかのキーワードで比較検索し、多文化社会研究会や無国籍ネットワークの会員から頂いたコメントも加えて発表しました。無国籍は、24大学中16大学のシラバスに登場しません。調査結果と会議での反応、会議の結論の概要を報告します。無国籍への理解を広げるために私たちができることを一緒に考えていきたいです。

 

 

 

 講演者:三谷純子(東京医科歯科大学・早稲田大学非常勤講師。東京大学大学院博士課程。無国籍ネットワーク理事。元UNICEF広報官、元UNHCR第3国定住官。多文化研会員)

*閉会の辞(17:00) 阿部治子

バンコクでの会議にて(2019年)
バンコクでの会議にて(2019年)

*フォーラム終了後、懇親会を予定

「フォーラム」および「懇親会」に参加をご希望される方は、【1月17日(金)】までにお申し込みください。

○参加申し込み先:阿部治子(多文化研事務局)

ab.haruko[@]gmail.com ※[@]を@に変えて送信してください。

[お問い合わせ]多文化社会研究会 https://tabunkaken.com/

 

●第162回多文化共創フォーラム21のご案内(別添のご案内参照)
「統計データで読み解く多文化共創社会」

昨年は、専門分野が異なる参加者が集い、グローバルな視座と経済学的アプローチで統計データを読み解きながら移民政策を考えるフォーラムを展開しました。
2020年初回はアンケート調査の集計や統計データをいかに読み解いていくか、分析結果から問題解決に向けて示唆的な議論を展開したいと思います。
論理・数学的なことは苦手と思い込んでいた学生さんにとっても、情報分析が得意となる転機です。

主催:多文化社会研究会
日時:2020年1月25日14時~17時(13時30分開場)
会場:カイ日本語スクール本校(新大久保駅徒歩3分)http://www.kaij.jp/location/
会費:当研究会会員・学生は無料、それ以外は1000円
締切:【1月17日(金)】までにお申し込みください。
*申込先:阿部治子(多文化研事務局)
ab.haruko[@]gmail.com ※[@]を@に変えて送信してください。

*配布資料1:川村・万城目「外国人集住都市会議群馬・静岡ブロック調査報告書」
*配布資料2:UNHCR, the Peter McMullin Centre on Statelessness and the Social Research Institute of Chulalongkorn University.“Researching and Understanding Statelessness in Southeast Asia:The Role of Academic Research and Education.” Bangkok, 25-26 September 2019
*参考文献:川村・郭・貫・原著『統計データで読み解く 移動する人々と日本社会-ライフサイクルの視点から情報分析を学ぶ』ナカニシヤ出版2013
*新刊紹介:芹澤健介『となりの外国人』マイナビ新書2019年12月
*総合司会:大野勝也(日本大学大学院文学研究科社会学専攻博士前期課程)
*開会挨拶:茅野礼子(作家。女性史研究家。多文化研会員)

◆基調講演:外国人住民の高齢化に関する調査結果と分析からの実証的研究

日本における在留外国人数は、273万1093人(2018年12月)、その中で65歳以上の外国人の総数は、17万5789人、6.6%となっています。
統計データに着目すると外国人集住都市会議会員都市においても高齢化率は増加しています。
群馬・静岡ブロックでは外国人住民を対象としたアンケート調査を実施しました。
膨大なデータを集計・クロス集計分析し、外国籍住民の高齢化の課題を発見し、解決の道を議論しましょう。
非正規雇用で働いている方が45.8%で、介護保険について75.6%の人がわからないと答えています。

講演者:万城目正雄(東海大学教養学部人間環境学科准教授。多文化研理事。専門:国際経済学)
コメンテーター:貫 真英(城西大学経済学部准教授。多文化研理事)
コメンテーター:二文字屋修(予定)(NPO法人AHPネットワークス執行役員)

◆講演2:なぜ「やさしい日本語」が必要なのか―自治体職員研修から見えること

「やさしい日本語」が一般に知られるようになり、自治体も外国人住民対応の改善のため地道に努力をしています。
2011年から神奈川県内で自治体職員対象に80回余り実施してきた「やさしい日本語」研修経験をもとに、現場での受容をめぐって課題を共有しましょう。

講演者:坂内泰子(神奈川県立国際言語文化アカデミア教授。多文化研理事)
経歴:カリフォルニア大学客員研究員、国文学研究資料館共同研究員、実践女子大学、成蹊大学、東京大学文学部非常勤講師。2003年神奈川県立外語短期大学に着任。『つながるにほんご―かながわでともにくらす』(共著2012)、教材『つながるにほんご別冊活動ガイド』(共著2014)、教材『やさしいにほんごでつながるコミュニケーション・シート』(共著2018)など多数。

◆講演3:無国籍の研究と教育に関するアジア地域会議の報告―日本の主要大学シラバスにおける無国籍の可視性の調査結果を中心に

無国籍の研究と教育に関し、アジア地域での協力の促進を目指す会議が、UNHCR、シドニーのピーターマクムリンセンター、バンコクのチュランコン大学の共催で2019年9月にバンコクで開催されました。
この会議に参加し、日本の24の大学のシラバスをいくつかのキーワードで比較検索し、多文化社会研究会や無国籍ネットワークの会員から頂いたコメントも加えて発表しました。
無国籍は、24大学中16大学のシラバスに登場しません。調査結果と会議での反応、会議の結論の概要を報告します。
無国籍への理解を広げるために私たちができることを一緒に考えていきたいです。

講演者:三谷純子(東京医科歯科大学・早稲田大学非常勤講師。東京大学大学院博士課程。無国籍ネットワーク理事。元UNICEF広報官、元UNHCR第3国定住官。多文化研会員)

*閉会(17:00)
*フォーラム終了後、懇親会を予定
「フォーラム」および「懇親会」に参加をご希望される方は、【1月17日(金)】までにお申し込みください。
○参加申し込み先:阿部治子(多文化研事務局)
ab.haruko[@]gmail.com ※[@]を@に変えて送信してください。
〇問い合わせ先:阿部治子(多文化研事務局)
080-4439-7559(直通)

 

 

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