2013年11月23日 大学生×NPO×国連 シンポジウム “無国籍”って?  難民と考える国籍のはなし

故 郷を逃れて日本にやってきた難民。どの様な生活を送り、それぞれにどの様な未来を描いて日本で暮らしているのでしょうか。日 本が難民条約に加入してから30年以上が経ち、日本で生まれ育つ難民の子どもたちも増えてきました。こうした難民、難民2世の中には、国籍を持たずに来日 した人、国籍を持たずに日本で生まれ育った人など、「無国籍」という状況に置かれている人々がいます。無国籍とは何か。難民とは何か。2つの問題はどの様 にリンクしているのか。当事者をゲストに迎え、問題解決に取り組む専門家、そして学生が一緒になり、無国籍者として生きる人々の、今と未来を考えます。

日時 2013年11月23日(土)13:00~16:30
場所 関西学院大学 梅田キャンパス 1405室
アクセスマップ:http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/
参加費 無料
プログラム概要 13:00-13:50 第1部
開会挨拶
基調講演:陳 天璽 無国籍ネットワーク代表・早稲田大学准教授無国籍とは何か。なぜ「無国籍者」が生れるのか。自身もかつて無国籍者であり、筑波大学の卒業生である陳天璽氏より、基調講演として無国籍に関する基礎知識についてお話いただきます。*陳 天璽 氏
早稲田大学准教授、元無国籍者。1971年横浜中華街生まれ。筑波大学大学院国際政治経済学博士、香港中文大学、ハーバード大学客員研究員、日本学術振興 会特別研究員を経て現職。華僑華人、無国籍者に関する研究に従事。著書に「華人ディアスポラ」、「無国籍」。2009年1月に無国籍者を支援する「無国籍 ネットワーク」を立ち上げ、代表を務める。13:50-15:05 第2部
動画上映:無国籍者のドキュメンタリー
トークセッション:無国籍者当事者×難民支援団体関係者難民と無国籍。この2つのキーワードはどの様に関わっているのでしょうか。トークセッションのゲス トはミャンマー 難民2世。日本に来日した難民の子どもと一言にいえども、日本で生まれ育った者、幼少のころに来日した者、そのアイデンティティや抱える悩みも様々です。 日ごろから難民支援に携わるNGO関係者がインタビューアーとなり、さらに当事者の「今」に迫ります。またセッション前には、無国籍状態に置かれた人をク ローズアップした動画を放映します。15:20-16:30 第3部
パネルディスカッション:UNHCR、NGO関係者、弁護士

無 国籍者の抱える悩みは、どの様な理由・過程を経て生まれてくるのでしょうか。また、無国籍者や難民の声と、これから日本社会はどう向き合っていけば良い のでしょうか。現在進んでいる問題解決に向けた各取組みや、国際社会からみた日本の現状を含め、今後の課題と展望を、各専門家がそれぞれの立場からお伝え します。

共催

関西学院大学
NPO法人 無国籍ネットワーク

後援

認定NPO法人 難民支援協会
国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)

助成 公益財団法人 大阪コミュニティ財団 「江田直介・静子健やかな青少年育成基金」
文部科学省科学研究費基盤B「社会的包摂のための実践人類学的研究」
お申込み先 以下の申し込みフォームよりお申込み下さい。
(お席に余裕がある限り、当日参加も受付けております)
“無国籍”って? 難民と考える国籍のはなし in 関西学院大学 申し込みフォーム
お問い合わせ statelesssymposium2013@gmail.com(担当:檜山)
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