2016年9月7日〜13日にタイスタディツアーが開催されました。
本ツアーは、無国籍ネットワーク会員である立教大学社会学部准教授 石井香世子氏が企画・準備をを担当され、立教大学社会学部石井ゼミ、東京大学東洋文化研究所 池本研究室との合同企画として、開催されました。
現地での様子をツアーに参加された鈴木崇仁さんがまとめて下さったので、ご紹介いたします。
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させていただき、無国籍の人々に対する法律相談の様
子を見学しました。そこでは、どのようにすれば国籍
を取得できるようになるかを相談していました。みな
さん、真剣な様子で互いの話を聞いていました。タイ
人であることは思ったよりも様々な方法で証明できる
ことが分かりました。
PAYAO大学を見学させてもらいました。と
ても広いので、大学内の人々はバイクやバ
スなどで移動していました。ここでは無国
籍に関するセミナーが開かれ、日本とタイ
の無国籍問題を研究している者同士で親交
を深めました。
きました。終始、和やかな雰囲気の中でインタビュー
が行われ、今までの人生で経験したことをお話しして
いただきました。無国籍ということが障害になった経
験もあったそうです。無国籍の方の生の声を聴くという
貴重な体験をすることができました。
聞きしました。インタビューはこの方の自宅で行われ、
お水を出してくれるなど、親切な対応をしていただき
ました。タイに来るまでの過酷な体験の話や、今現在
の生活の様子をお話しいただきました。また、家の中
でインタビューが行われたので、実際の暮らしぶりを
体感できる貴重な機会となりました。
Thanmmasat大学のランパーンキャンパスで
無国籍に関するシンポジウムが開かれました。
ここではタイ国内において無国籍問題に取り
組んでいる多くの人々が出席しました。各団
体からプレゼンテーションが行われ、現在の
無国籍の状況を知ることができました。
鈴木 崇仁